【アイナナ】最推し・逢坂壮五の好きなシーンまとめ
逢坂壮五の好きなシーンまとめ
1部~2部
・ダグラス・ルートバンクからライブの前座に誘われたと知った時の壮五
私が最初に壮五に注目したシーンは、ダグラスの魅力をマシンガントークで語るために、片っ端からみんなを捕まえようとする(そのあと陸から全員へ、じわじわとダグラスの布教に成功する)様子です。
陸や三月にダグラスのすごさを知ってもらえたのは、壮五の大事な経験のひとつだと思います。今までは誰にも趣味を認めてもらえなかったわけですし。
大学ではどうだったんだろうな。友達いたらしいですが。
壮五の音楽への熱意がうらやましいです。音楽のことならずっと語っていられる。
周りがどんなに引いても、「ダグラスを知らないなんて!」「洋楽に詳しくないのか?」など自分に自信が持てる時間がある。すごいことですよね。
何かについて熱を持って語れる人に憧れます。
・真顔でスクリュードライバーで環の部屋のドアを壊して侵入する/脅しにより有無を言わせず環にカレー作りを手伝わせる
御堂が「支配者階級」ゆえの怖さだと揶揄していましたが、こういうところに父親の血が少なからず入ってるんでしょうね。
この辺はまだ環くんのことをよく知らないから、環くんに合わせた解決法じゃなくて、一番攻撃力の高い解決方法で無理やり解決してるのが笑えました。
2週目に面白くなれるシーンだなあ。まだこの頃の2人はちぐはぐだった…尊いね…。
酔坂壮五と一緒で、本人に自覚なさそう。
・TRIGGERやRe:valeに失礼のないようにみんなの発言にひやひやする壮五
基本的に年上や先輩に対して腰が低い壮五が好きです。
自分が常に格下なんですよね。人生ずっと、自分を否定されて過ごしてきたから。
壮五の今までの生き方がにじみ出る一面だと思います。
同時にただのファンになっちゃうところもまた、「否定されてきた壮五らしさ」が爆発しているなと思います(笑)
3部
・大和と三月が出て行ったときに「未成年だけになる」という理由で寮に残った壮五
この冷静さ、すごく感動しました。なんていい子なんだろう。
20歳になったばかりなのに、年下の子にここまで気を使える、年上としての責任感が強いのはさすが壮五だなという感じです。
反対に、年上に頼るのは苦手そう。とてもわかりみが深い。
普段から環くんの世話をかなり細かく焼いていますが、ひとりっ子である割にかなり世話焼き気質があると思います。
世話が焼けることがうれしいのかなとも思う。誰かの役に立ててうれしい、というか。
あとで「収入的には自立できるもんね」と違う方向にも冷静なのには笑いました。
誰も敵にしない言い方がゆえに誰の味方にもなれない壮五、とてもすきです(笑)
・「僕はずっと、僕の好きなものをみんなに褒めてほしかったんだ」
最初に壮五推しかもしれないと思ったセリフです。
環くんに言われたとき、壮五は「言葉に、詰まってしまって…」と驚きを表現しますが、この気持ちがめちゃくちゃ共感できて。
そうだ、と軽く肯定することも、そうじゃない、と頭ごなしに否定することも言えない。
そうか!って大声を上げるにはまだ飲み込みきれていない、でも確実に壮五の気持ちを表現してくれているのだけはわかる。
そんな気づきを、しかも環くんが言ってくれたという事実にも、壮五は驚いているんですよね。
今までつい人を優先してばかりだった壮五に「なんでそんなに他人優先にするの?」という理由を見つけてもらえたんです。
そりゃ、びっくりですね。無意識で行っていた行動に、ちゃんと理由あんじゃんって言われたんだから。自己分析みたいな過程。
同時に、「環くん」も壮五の「好きなもの」にナチュラルに入っているの、すごくいいですよね。
壮五は、叔父さんやダグラスのことをもっと知ってほしいのと同じくらい、アイドリッシュセブンや環くんがすごい子なんだって、テレビ局の人に知ってほしくて、今までかかわってきたんだ。
今回はTRIGGERにも、同じように力になりたいと思っている。この気持ち、守りたい。すごくわかるから。
頑張ってる人、すごいと思った人は、素直に応援してあげたいよね。何かしてあげられることがあるなら、してあげたいよね。
・MEZZO"の曲を作ってみたいと環の部屋に宣言しに行った壮五
・環「そーちゃん。前置きながい。」
・ラジオで環がどんなに横道に逸れても真顔で丁寧にロックを語り続ける壮五
どんどん横道にそれていく環くんに合わせて会話を広げてあげられるのが実にそーちゃん。えらい。
丁寧に語れるのは、「環くんという人物に合わせてロックをプレゼンする」という番組趣旨、なにより壮五自身が「環くんにも番組関係なくロックを楽しんでほしい」からこそですね。
「そういうことじゃないんだよ!」って止めないのが壮五のいいところです。
「君はそこが気になるんだね!」って肯定して、そこを深堀りしてくれる。
見習いたい。
・父親に話しに行く前に、メリットとデメリットをプレゼン資料にして環に丁寧に説明しにくる壮五
本格的に壮五推しになった、大好きなシーンです。
口で言っても覚えてもらえないし途中で口ごたえばっかりされる(そして言い返せなくなる)んだから、いっそ全部先回りして資料化しておくことで自分の話を最後まで聞いてもらおうという発想に非常に共感します。
平たく言えば、「自分が同じ立場でもそれやる~~~~!!!」ってなったのが推しになったきっかけです。
このプレゼン、ちゃんと「環くんがどこでどう口をはさむか」予期してあるからこそプレゼン作れてる節ありますよね。
めちゃくちゃ相方のことわかってる感あってすきです。
ここまで来るのに長かったね…3部冒頭でも「ようやく環くんとの距離感がつかめてきた」と壮五は自分で語っていましたからね……
その結果がこのプレゼンですよ。かわいい。
あと王様プリンでご機嫌とるのはずるいかもしれないと躊躇するのに共感しました。
環くんのこと、物で釣るのは馬鹿にしているようで嫌なんですよね。とてもわかる。
実際の環くんは、王様プリンでつられてやることになんとも思ってないのにね、というオチがつくのも実にMEZZO"(笑)
考えすぎて動けないところから、プレゼンを作るところまでもっていった壮五はえらい。成長してますね…
頑なだった環の部屋をスクリュードライバーでこじあけたり、空き巣に傷つけられた環を守るために鈍器を振り上げたりするような、焦りが確実に減っている。冷静にプレゼンを作れる。
3部のMEZZO"は、物理的に脅して解決していた1部や、誤解してばかりの2部からすると、本当に成長した、落ち着いたなと思います。
ちゃんとお互いの話を聞く余裕があり、お互いに相談するという選択肢をきちんと持てている。
ナギも「Dear Butterfly」の解釈で言っていましたが、お互いを信頼しているからこそ、耳が痛いことや気に食わないことでもすぐにイラつかずに聞けるようになったんですよね。
すばらしいですね。
ちなみに、ここで推しになって以降、アニメで再履修する過程で1部の頃から共感ポイントが大量にあった事に気付きました。
最初から推しになるしかなかったね…。
・ラジオのソロ回
これが聴けるMEZZO"のファンは幸せすぎませんか???とても惹き込まれるラジオでした。
このラジオを聴いて、放送局に駆けつけるファンの子たちがいて、よかったね。壮五。
壮五は今まで、自分の想いを否定されてばかりで、ずっと孤独を感じていただろうから。
「好きなものが否定されると悲しいって想いに共感できる」人。
「私は壮五さんが好きだから、壮五さんは自分を否定しないで」って言ってくれるファン。
誰かの好きなものに、自分もなれているんだって気づきは、壮五にとってすごく心強いものだったのではないでしょうか。
自分にとっての叔父さんのような存在に、自分も近づけているって証明になるんですから。
うらやましいです。
「人前では泣けない」って言っていたのに涙を流す、それほどの想いを抱えていて、こんなにたくさんの人の心を動かせる。
この経験はまさしくMEZZO"の、壮五自身の歴史になるものですね。
4部
・桜春樹の葬式後、曲を世に出す決意を環に語る壮五
壮五の説明順に成長と本気度を感じました。すき。
「前置き」せず、まず「曲を出す」ことを伝えて、あとから「君を巻き込むよ」などのデメリットを伝える。
ちゃんとクローバーのキーホルダーやプレゼンの時の反省が活かされてますよね。素敵。
人の死に向き合うと、「自分は明日死んでも後悔しないだろうか」と考えちゃうよね。
その気持ちもわかるだけに、個人的にすごく刺さったシーンでした。
・ソロだった曲がMEZZO"の曲になるシナリオライブ
もはやソロ曲(自作曲/Monologue Note)でもかっこよかったんですよ!!!!(前記事でフルバージョンの話を4000字書いたのでここでは割愛)
なのに、「ここ、おれ歌っていい?」と環もこの曲を気に入ってくれていることを思い出すと、2人で歌えるシーンには涙しかありません。
MEZZO"バージョンまじずるいです。
シナリオライブの入り方も完璧でした。語彙力を失うとはこのこと。
ミッション内容でタイトルを読む「えっ…まさか…」
曲選択画面でサビが聞こえる「うわ~~~~!!!(環と壮五のデュオであの歌詞を歌ってる展開アツくて)ずるい~~~!!!」しばらく放心
ようやく始めてイントロを聴く「(曲だいぶアレンジしてあるし歌声がエモくて)ずりい……」
二人の歌声が交互に聞こえる「(Monologue NoteだけでもかっこよかったのにMEZZO"だけこの待遇)ずりい……」
サビでムービーが入る「(めっちゃかっこいいじゃん)ずりい……」
叩き終わる「ずるいなあ~~~~~~MEZZO"まじずりいなあ~~~~~~」
という具合でした。終わってもしばらく「ずりい」以外言えなかった。
まとめ
2部あたりまでは、誰が推しかと言われれば三月か大和さんかな~と思いながら読み進めていました。
壮五も、MEZZO"が仲直りしたあたりから面白いな~と少し注目はしていましたが、推しにはなっていませんでしたね。
加えて、アイナナに興味を持ったきっかけは「双子が主人公らしい」という情報からだったので、まさか天と陸をスルーして年齢上から3人に興味を持つとは微塵も考えていませんでした。
壮五は音楽好きを前面に出してきた3部のラジオ開始あたりから本格的に推しになっていき、プレゼン資料を持って行ったシーンで確信に変わり、Monologue Noteで堕ちました。
この3か所に個人的に非常に共感したので、今では壮五にはまるのは必然だったなと思っています。
髪型が中央寄せ前髪なのは伏線だった…(好きなキャラを振り返るとこのビジュアルのキャラが多い)
3部は壮五以外にも、Re:valeやTRIGGERの良さも感じ取れたので、全体的に好きなシナリオです。
夏からちょうどアニメ化ということで、いいタイミングだったと思います。
たのしむぞ~!しんどいけど!絶対しんどいけど!!